「海外旅行記」を検索している皆さんへ、今回から始まる当ブログの新連載「海外旅行の醍醐味を知る添乗員による旅行記&旅エッセイ」で、第一回目は「海外ツアーコンダクターO氏による旅行記&旅エッセイ『海外旅行 入門』~初心者はヨーロッパとアメリカのどちらが先?」をご紹介します。
この記事は、海外旅行初心者が直面するヨーロッパとアメリカの選択問題に焦点を当て、文化的深さと多様性を探求します。アメリカとカナダの文化がヨーロッパの「薄められた」ものとして描かれ、ヨーロッパの基本形を学ぶための最適なスタート地点としてロンドン、パリ、ローマが紹介されています。
効率的な旅行計画の作成方法や異文化体験から得る教訓についても探ります。
この連載では、旅行の魅力を深い洞察と豊かな表現力で伝えるO氏の経験を通じて、読者の皆さんが新たな世界を発見できることでしょう。
- ヨーロッパとアメリカの文化的違いと、旅行初心者に向けたヨーロッパ旅行の推奨理由
- ロンドン、パリ、ローマがヨーロッパ文化の基本形を学ぶための最適なスタート地点であること
- 効率的な旅行計画の作成方法とヨーロッパの様々な地域を訪れる順序
- 異文化体験がもたらす教訓と人生におけるその影響
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【原文】「“海外旅行” 入門」~初心者はヨーロッパとアメリカのどちらが先?<海外旅行の醍醐味を知る添乗員の旅行記&エッセイ>
「“海外旅行” 入門」:原文そのまま
ヨーロッパから先に 「見る」 か、 それとも、 アメリカから先に 「見る」かは、初めて、 海外旅行をしようとする人にとって、迷う所である。 僕も何度か、こう質問されたが、 僕なら、 断然、「ヨーロッパから先に見なさい。」 と答えるだろう。僕の同僚に、「ヨーロッパの文化からみれば、 アメリカ、カナダの文化は“付録” のようなものだ。」 と言った者がいるが、 それはある意味で、正しい。何故なら、 アメリカ、カナダの文化は、 「薄められたヨーロッパ文化」だからだ。 もともと、 アメリカ、カナダの文化は、ヨーロッパから来ている。 だから、「付録」ではなく、 「本体」 であるヨーロッパ文化を先に 「見る」ことが、てっとりばやい。 だから、 是非、 ヨーロッパから「見る」ことをお薦めする。
さて、その際、どの国から見れば良いのだろう? これに対しても、適切な答えがある。 旅行業界に 「ロン、パリ、ローマ」ということばがある。 ロンドン、パリ、ローマのことであるが、 この3都市は、いわゆる、 海外旅行の「幕の内弁当」 とも言われているコースだ。 つまり、 「すべての物が含まれている」 という意味だ。 海外旅行 「初心者」 は、 まず、この3都市が、 すべて含まれているコースを選択することだ。 何故なら、この3都市は、ヨーロッパ文化の 「基本形」なのだ。ヨーロッパには25カ国の 「国」 があるが、このすべての国が、この3都市の、どれかの 「文化圏」に入っているといえるからだ。 たとえば、ベルギーという国は、「フランス」と似たような文化を持っているし、スペインは、イタリアとフランスの 「複合文化」 なのだ。 この国は 「人」 はまるで 「イタリア人」 であるが 「文化」は 「フランス」 に近い。 このように、ヨーロッパの国を知るには、 まず、 「基本形」 の文化を知る事だ。 1度のツアーで、この3都市を見ると、確かに、3都市それぞれの「個性」の違いがわかる。 どの都市を好きになるかは、 個人差があるので、一概には言えないが、僕の場合は 「ローマ」だった。その後、ヨーロッパの都市は、ほとんど巡ったが、 「ローマの文化の影」 はどの都市でもつきまとった。 このように、まず、 「ロン、パリ、ローマ」からはじめて、その後に、「東欧、北欧、南欧」というように、コースを少しつつ伸ばしてゆけばよい。
留学を含め、 僕は、最初の5年間は、アメリカ、カナダの文化に 「とっぷり」と浸かっていた。そして、 これが世界のすべてだと思っていたのだが、帰国後、旅行会社に入り、ヨーロッパに行くようになると、 これが大間違いであることに気がついた。 ヨーロッパの文化は、 昨日、今日できあがったというような、 中途半端なものではない。ヨーロッパを初めて見たときの 「カルチャー・ショック」は大きかった。これがなければ、僕は、この業界にはいなかったと思う。世界を「効率的」に見てまわろうとするのであれば、是非、ヨーロッパから見ることをおすすめする・・・。
※著作権者:「O氏」
「“海外旅行” 入門」:著作権者
著作権者:「O氏」
海外ツアーコンダクターとして世界を旅した経験豊かな旅行家であり、その深い洞察と豊かな表現力で旅の魅力を伝える当ブログに登載した「旅行記と旅エッセイ」の著者(著者から当ブログへの掲載の承諾を得ています。)※著者からの挨拶
- 過去の情報であることの確認: この記事の内容は過去の体験に基づいており、現在の状況と異なる可能性があることを理解してください。
- 最新情報の確認の重要性: 道路状況、観光地のアクセス、安全基準などに関しては、事前に最新の情報を確認することが重要です。
- 法律と規制の遵守: 現地の法律や規制、特に軍事施設や制限区域へのアクセスに関しては、適切な許可や手続きを確認し、従うようにしてください。
- 安全と責任ある旅行の実践: 旅行計画を立てる際には、安全を最優先に考慮し、責任ある行動を心掛けることが必要です。
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【要約】「“海外旅行” 入門」~初心者はヨーロッパとアメリカのどちらが先?<海外旅行の醍醐味を知る添乗員の旅行記&エッセイ>
- 「初心者のための海外旅行:ヨーロッパとアメリカの選択」
- 「ヨーロッパ旅行のスタート地点:ロンドン、パリ、ローマ」
- 「効率的な旅行計画の作成:初心者のためのガイド」
- 「海外旅行の深い学び:文化的多様性の発見」
「初心者のための海外旅行:ヨーロッパとアメリカの選択」
旅行記では、海外旅行初心者がヨーロッパかアメリカを選択する際の悩みに触れています。
著者は断然ヨーロッパを推奨しており、アメリカとカナダの文化を「薄められたヨーロッパ文化」と表現しています。
ヨーロッパ文化はアメリカ文化の源流であり、「本体」としての重要性を強調しています。
「ヨーロッパ旅行のスタート地点:ロンドン、パリ、ローマ」
ロンドン、パリ、ローマは海外旅行初心者にとって理想的なスタート地点です。
これらの都市はヨーロッパ文化の「基本形」とされ、ヨーロッパの多様な文化圏の入門として位置づけられています。
例えば、ベルギーはフランス文化に近く、スペインはイタリアとフランスの複合文化です。
これらのロンドン、パリ、ローマをツアーで一度に訪れることで、ヨーロッパの文化的多様性を理解することができます。
「効率的な旅行計画の作成:初心者のためのガイド」
著者は、初心者がヨーロッパを効率的に旅する方法として、ロンドン、パリ、ローマから始め、次に東欧、北欧、南欧へと順を追って訪れることを提案しています。
これにより、ヨーロッパの個性豊かな都市を幅広く経験することができ、文化の理解を深めることができます。
「海外旅行の深い学び:文化的多様性の発見」
著者は、アメリカとカナダでの経験後、ヨーロッパへの旅行を通じて大きなカルチャーショックを受けたと述べています。
ヨーロッパの文化の深さと歴史的背景により、世界観が大きく変わったと感じています。
異文化体験は深い教訓と洞察をもたらし、人生に大きな影響を与えるとしています。
まとめ:「“海外旅行” 入門」~初心者はヨーロッパとアメリカのどちらが先?<海外旅行の醍醐味を知る添乗員の旅行記&エッセイ>
- 「海外旅行記&旅エッセイ『海外旅行 入門』」は、旅行初心者向けのガイドである
- 著者は学生時代のアメリカでの体験後にヨーロッパへの旅行でカルチャーショックを受けた
- ヨーロッパかアメリカかの選択で、著者はヨーロッパを推奨している
- アメリカとカナダの文化はヨーロッパ文化から派生しているとされる
- ヨーロッパ旅行のスタート地点としてロンドン、パリ、ローマが挙げられている
- これらの都市はヨーロッパ文化の基本形を理解するのに適している
- ロンドン、パリ、ローマをツアーで一度に訪れることでヨーロッパの文化的多様性を学べる
- 効率的な旅行計画にはロンドン、パリ、ローマの後に東欧、北欧、南欧を訪れることが推奨される
- ヨーロッパの文化の深さは世界観を変えるほどの影響を持つ
- 異文化体験は教訓と洞察を提供し、人生に影響を与える
- 旅行記の著者はO氏で、旅行家としての経験と深い洞察を持つ
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