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【連載⑩】首都、オーストラリア “キャンベラ” 初夏の旅:なぜ?どこ?計画的につくられた政治都市<海外旅行の醍醐味を知る添乗員による旅行記&エッセイ>

【連載⑩】首都、オーストラリア “キャンベラ” 初夏の旅:なぜ?どこ?計画的につくられた政治都市<海外旅行の醍醐味を知る添乗員による旅行記&エッセイ>
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この記事は、オーストラリアの首都キャンベラの魅力と観光スポットを紹介するものです。文章は、過去に海外ツアーコンダクターとして世界を旅した経験豊かな旅行家「O氏」によるもので、その深い洞察と豊かな表現力でキャンベラの旅の魅力を伝えます。

この記事では、オーストラリアを訪れる際にキャンベラへの訪問を推奨し、クリーンで静かな環境、緑豊かな景色と美しい湖をゆったりとした時間の流れの中で楽しむことを勧めています。特に初夏の訪問が最適であるとされています。

ただし、この記事の内容は過去の体験に基づいているため、現在の状況と異なる可能性があります。訪問前には最新の情報を確認し、法律や規制、安全基準を遵守することが重要です。

  1. 首都選定の理由: キャンベラがオーストラリアの首都として計画的に選ばれた経緯。
  2. 地理的特徴: 森と湖に囲まれた人工的に造られた静かな町。
  3. 政治的重要性: 地下にある国会議事堂と議員の公僕としての象徴。
  4. 観光スポット: 大使館、戦争記念館、自然環境。

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【原文】首都、オーストラリア “キャンベラ” 初夏の旅:なぜ?どこ?計画的につくられた政治都市<海外旅行の醍醐味を知る添乗員による旅行記&エッセイ>

原文そのまま

首都、オーストラリア “キャンベラ” 初夏の旅
 オーストラリアの首都、 「キャンペラ」の“国会議事堂” を見たことのある人は、そうは多くはないはずだ。 地図をたよりに、 その 「あるべき場所」まで行っても、それらしき建物は見当たらない。 そこには、 大きな公園があり、 ただ 「広い野原」 があるだけだ。 その緑におおわれた公園の芝生では、 子供達が「無邪気」に戯れている。 休日には、 笑い声の絶えない、 ピクニックを楽しむ 「家族連れ」の、のどかな姿がいつでもそこにはある。 そんな中、野原で無邪気に戯れる子供達の「真下」では、この子供達の 「将来」 のために白熱した議論が交わされている。 実は、この国の国会議事堂は、 「地下」に作られている。 これは、 国民の代表として選ばれた 「議員」たちは、あくまで、国民の“公僕” として働くものであり、 決して、国民の 「上」には立たない事を 「形」 の上で表わしたものなのだ。いつも、国民の「足の下」 にいて、国民のために働いている「姿」をあらわしているのだ。 汚職で、「金まみれ」 になりながらも、尚、ふてぶてしく 「赤ジュータン」の上を偉そうな顔をして歩いている、どこかの国の 「議員」とは大違いだ。

 さて、このように、とても「クリーン」 な、 オーストラリアの“キャンベラ”の街はとても美しい。 この街は、アメリカの建築家によって人工的に造られた町だが、 「森と湖」 に囲まれている。 「首都」 だからといって、東京やロンドンやニューヨークのような「大都会」を想像してはいけない。 どちらかと言うと、閑静な 「住宅地」の中に造られた 「首都」 である。 ちょうど、日本の、夏の「軽井沢」のような、落ち着いた佇まいの 「町」である。 人工的な幾何学の 「美」を徹底的に追求して造られた 「水と森」 に囲まれた 「首都」 である。 車もほとんど、通行していない。 僕は、今まで、世界中の「首都」 をみてきたが、こんな「シンプルで、 美しい首都」 を見た事が無い。 首都、 「キャンベラ」の人口は、わずか27万である。 「東京」 の人口が1200万であるから、 いかにこの街が 「こじんまり」としているかが解かる。

 街は「ゴミ」 1つ落ちていない。 実に、きれいな街だ。 見渡すかぎり、みどり鮮やかな 「芝生」 と、 夏の太陽の光を浴びて、 「キラキラ」 と輝く 「湖」 ばかりだ。この町の見所は、世界中から集まっている「大使館」 めぐりだ。どの国の大使館も大きな庭を持ったドーンとした 「1軒家」 で、 100メートル置きくらいに建てられているが、 その 「造り」が面白い。 中国大使館は、「龍」 をあしらった、いかにも 「中国風」な門構えでつくられている。 日本大使館は、立派な日本庭園を持ち、 まるで、大きな “茶室” のような 「和」 の雰囲気をかもしだしている。 それぞれの国が、 その 「特徴」 をよく表した造りをしているのだ。 大使館の「ギャラリー」 めぐりをしているようだ。

 さて、 もう1つの見所は、「戦争記念館」である。第2次世界大戦中、 日本軍はオーストラリア軍とも戦っている。 この時、日本軍が 「奇襲作戦」で送り込んだのが、 日本軍が世界に誇る 「特殊潜航艇」 である。 戦争記念館の入り口のロビーには、この日本軍の「特殊潜航艇」が展示されている。 従って、 戦争記念館を訪れる 「来館者」は、この 「特殊潜行艇」の前を通らなければ、 どの 「展示場」にも行けないことになっている。 全員が立ち止まって、 この 「奇妙な兵器」の説明文を読んでいる。 説明文は「英語」 で書かれているが、 読んでみると、 この兵器は、人類が考えうる「究極の兵器」 と書かれていた。

 

 オーストラリアを訪れるなら、 是非 「キャンベラ」 を訪問地に入れて欲しい。この、“クリーン”で、「静寂」と「緑」 と 「美しい湖」 をゆったりとした時間の流れの中で楽しみたいのなら、ぜひ、訪れて欲しい。 初夏がいい。 「キャンベラ」 は、 何と言っても、 ”初夏“の似合う 「街」 だからである….。

 ※著作権者:「O氏」 

著作権者

著作権者:「O氏」

海外ツアーコンダクターとして世界を旅した経験豊かな旅行家であり、その深い洞察と豊かな表現力で旅の魅力を伝える当ブログに登載した「旅行記と旅エッセイ」の著者(※著者から当ブログへの掲載の承諾を得ています。)※著者からの挨拶

  1. 過去の情報であることの確認: この記事の内容は過去の体験に基づいており、現在の状況と異なる可能性があることを理解してください。
  2. 最新情報の確認の重要性: 道路状況、観光地のアクセス、安全基準などに関しては、事前に最新の情報を確認することが重要です。
  3. 法律と規制の遵守: 現地の法律や規制、特に軍事施設や制限区域へのアクセスに関しては、適切な許可や手続きを確認し、従うようにしてください。
  4. 安全と責任ある旅行の実践: 旅行計画を立てる際には、安全を最優先に考慮し、責任ある行動を心掛けることが必要です。

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【要約・解説】首都、オーストラリア “キャンベラ” 初夏の旅:なぜ?どこ?計画的につくられた政治都市<海外旅行の醍醐味を知る添乗員による旅行記&エッセイ>

  • キャンベラの国会議事堂:
  • キャンベラの美しい街並み:
  • 人口と環境:
  • 大使館の特色:
  • 戦争記念館:
  • 訪問の推奨:

この文書はオーストラリアの首都キャンベラ旅行の経験について語っており、その魅力や観光スポットなどが描かれています

​​

キャンベラの国会議事堂:

地下に位置し、子供たちが上で無邪気に遊ぶ公園の真下に建てられている。
国会議事堂の設計は、議員たちが国民の「足の下」にいるという意味合いを持つ。

●オーストラリア国会議事堂の公式ウェブサイトはwww.aph.gov.auです。このサイトでは、オーストラリア国会に関する詳細な情報が提供されており、国会議事堂の訪問情報や国会の活動、オーストラリア政府システムを理解するためのリソースが含まれています。

キャンベラの位置情報を含め観光情報全般については、VisitCanberraの公式ウェブサイトvisitcanberra.com.auも参考になります。

※英語表記のサイトは、chromeの場合「右クリック>日本語に翻訳」をクリックすると日本語表記になります。

キャンベラの美しい街並み:

アメリカの建築家によって人工的に造られた町。
人工的な幾何学の「美」を徹底的に追求して作られた森と湖に囲まれている。
大都会とは異なり、落ち着いた住宅地のような雰囲気を持つ。

●キャンベラがオーストラリアの首都に選ばれた理由やその建設の経緯については、オーストラリア国立博物館のウェブサイトで詳細に学ぶことができます。●キャンベラは、シドニーとメルボルンの間の妥協案として選ばれた場所で、1913年に公式に首都としての名前が発表されました。●この都市の計画と建設は、国際的なデザインコンペティションを通じて、ウォルター・バーリー・グリフィンとマリオン・マホニー・グリフィンによって導かれました。●その後、二度の世界大戦と大恐慌により開発が遅れましたが、1950年代以降に本格的な発展を遂げました。

キャンベラの森と湖に囲まれた風景を楽しむためには、ナショナル・アーボレタム・キャンベラ(National Arboretum Canberra)が最適な場所です。このアーボレタムは、44,000本以上の希少で絶滅危惧種の木々がある250ヘクタールの敷地に位置しており、美しい森林、庭園、そしてキャンベラの壮大な景色を提供します。ガイド付きのバスツアーやウォーキングツアー、POD Playground、カフェやギフトショップ、テーマ別の庭園や彫刻など、多彩なアトラクションが楽しめます。また、20キロ以上のマルチユースのトラックが森を通っており、アクティブに楽しみたい方にも適しています。●さらに、アーボレタムには世界クラスの盆栽と盆景のコレクションもあり、オーストラリアのトップアーティストによって作られたミニチュアの木々や森が展示されています。●その他、訪問の計画を立てるのに役立つ情報が豊富に掲載されています。

人口と環境:

人口は約27万人で、静かでシンプルな首都。
きれいな街で、緑豊かな芝生と輝く湖が特徴。

キャンベラの建築と環境に関する情報は、ナショナル・アーボレタム・キャンベラのウェブサイトで詳しく知ることができます。このサイトでは、キャンベラの代表的な建築物であるヴィレッジ・センターやマーガレット・ホイットラム・パビリオンなどの詳細な説明や、これらの建築がどのように自然環境と調和しているかについての情報が提供されています。また、アーボレタム内の芸術作品やデザインに関する情報も豊富です。

●さらに、キャンベラの持続可能性に関しては、Eco-Businessのウェブサイトに興味深い記事があります。この記事では、キャンベラがどのようにしてオーストラリアで最も持続可能な都市になる道を歩んでいるかについて説明しています。建築、公共交通、水資源、エネルギー使用など、多岐にわたる側面が取り上げられており、キャンベラの環境への取り組みが詳しく解説されています。

大使館の特色:

世界中から集まった大使館があり、それぞれの国の特色を表現。
中国と日本の大使館の特徴的なデザインに言及。

キャンベラにある各国大使館についての情報は、オーストラリア外交貿易省のプロトコル部門のウェブサイトで確認できます。このサイトでは、キャンベラにある多数の外国大使館のリストを提供しており、それぞれの大使館の詳細情報や連絡先が掲載されています。

●ウェブサイトはこちらです。

戦争記念館:

第2次世界大戦中の日本軍とオーストラリア軍の関係を示す展示がある。
特殊潜航艇の展示があり、来館者にとっての重要な目玉。

キャンベラにあるオーストラリア戦争記念館の公式ウェブサイトは、www.awm.gov.auです。このサイトでは、戦争記念館の訪問に関する情報、展示物、イベント、そしてオーストラリアの軍事歴史に関する幅広いリソースが提供されています。また、記念館の所蔵品に関する研究や寄付に関する情報もあります。

訪問の推奨:

オーストラリア訪問時にはキャンベラへの訪問を推奨。
クリーンで静か、緑豊かで美しい湖を楽しむのに最適。
特に初夏が訪問に適している。

【まとめ】首都、オーストラリア “キャンベラ” 初夏の旅:なぜ?どこ?計画的につくられた政治都市<海外旅行の醍醐味を知る添乗員による旅行記&エッセイ>

  • キャンベラの国会議事堂は地下にあり、公園の真下に位置
  • 国会議事堂のデザインは国民の「公僕」としての議員を象徴
  • キャンベラはアメリカの建築家によって計画的に造られた
  • 森と湖に囲まれ、大都会と異なる静かな住宅地の雰囲気
  • 人口約27万人で、シンプルで清潔な首都
  • 緑豊かで、輝く湖が特徴的な美しい街並み
  • 各国大使館が特色ある造りで、文化の多様性を反映
  • 戦争記念館には第2次世界大戦中の日本軍の特殊潜航艇展示
  • クリーンで静か、緑豊かな首都として訪問が推奨
  • 特に初夏がキャンベラ訪問に最適なシーズン

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