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【連載⑨】オーストラリア、大自然の旅:季節は逆でも時差ボケなしの国<海外旅行の醍醐味を知る添乗員による旅行記&エッセイ>

【連載⑨】オーストラリア、大自然の旅:季節は逆でも時差ボケなしの国<海外旅行の醍醐味を知る添乗員による旅行記&エッセイ>
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オーストラリアは、その広大な自然と多様な生態系で知られていますが、その魅力を十分に体験するには、季節の逆転と時差に関する理解も不可欠です。この記事では、海外への旅行を計画する際に避けられない時差のことや、豊かな自然を楽しむための最適な時期について紹介します。この情報をもとに、オーストラリアの壮大な自然を最大限に楽しむための準備をしましょう。

  • オーストラリアの季節が日本と逆であること。
  • オーストラリアと日本間の時差が小さく、時差ボケの心配がほとんどないこと。
  • オーストラリアの厳格な検疫と生態系保護のための機内消毒措置。
  • シドニー、メルボルン、ゴールド・コーストなどの主要な観光地の魅力。

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【原文】オーストラリア、大自然の旅:季節は逆でも時差ボケなしの国<海外旅行の醍醐味を知る添乗員による旅行記&エッセイ>

原文そのまま

 タクシーで 「成田空港」に向かう。 空港が近つくにつれ、 世界中から飛んで来て、 スポットで「翼」を休めている飛行機が見えてくる。 今日、乗ることになっている飛行機には、尾翼に 「赤いカンガルー」 が描かれている。 オーストラリアが誇る 「カンタス航空」 だ。 はるか、 9000キロのかなたから、“赤道” を飛び越え、僕らを迎えに来てくれたのだ。 10時間ほどの 「空の旅」 が始まろうとしている。 ヨーロッパやアメリカに飛ぶのと比べて、 「南半球」へのツアーは、気分的にとても楽だ。 シドニーと成田の 「時差」は1時間しかないからだ。 「時差ボケ」 の心配がないのだ。

 早速、機内でくつろぐ。 「南半球」 へのツアーは、旅慣れた乗客と、そうでない乗客は、 見ればすぐにわかる。 旅慣れた乗客は、 機内持込みの 「手荷物」がふくれているからだ。 季節が日本と 「逆」になる南半球では、 夏、 冬、 両方の 「着替え」が必要になる。 その分、荷物はふくれることになる。 彼らは、「赤道」 を越え、オーストラリアが近つくと、 トイレの中で、 現地の気候に合った服に 「着替える」つもりなのだ。 日本が、夏であれ、冬であれ、「赤道」を通過する時は、機内の気温が上がる。 機内のエアコンがフル稼働する。 機内のヘッドホンで、 音楽を聴きながら時間をつぶす。 「ウオルシング・マチルダ」 が流れている。 気分はすでに「オーストラリア」 だ。 気さくで、人なつっこい 「スチュアーデス」 が声をかけてくる。 ペンギンを見に行くのかと尋ねてくる。 今回は、「メルボルン」には行かない。 “シドニー” と、 リゾート地 “ゴールド・コースト”だ。 実に快適な空の旅だ。 

 機は、やがてオーストラリア、シドニーの上空を旋回し始める。 初めて、 オーストラリアやニュージーランドに行った人は、ここで、驚くべき光景を見ることになる。 機内アナウンスが流れ、 ハンカチを用意し、 「口と鼻ふさげ」 と言う。
やがて、マスクをしたスチュワーデスが、 両手に持った 「殺虫剤」を噴射しながら、 通路を駆け抜けて行く。 着陸前に 「機内」 を消毒しているのだ。 これは、オーストラリアの 「法律」によって決められていることだが、 歴史的に長い間、他の大陸と 「隔絶」 されていたオーストラリアは、他大陸にはいない 「動植物」 が多く存在している。 そのため、 他大陸からの害虫等の侵入などから、オーストラリア独自の「生態系」 を守るために、 着陸前の機内の 「消毒」が義務つけられているのだ。 これは、オーストラリアへ飛ぶすべての 「航空会社」 が実施している。 検疫には特に「厳しい」 国なのだ。

 さて、いよいよ「シドニー」 到着だ。 この街は1日で 「観光」 することができる。それほど大きな街ではない。 まず、 何と言っても、シドニーのシンボルである「オペラハウス」 を見よう。 数枚の「貝殻を合わせた」 デザインの“コンサート・ホール”だが、立派なものだ。 「貝殻」をかたどった「屋根」は、ヨーロッパから取り寄せた、特別な数百万枚の「タイル」を張り合わせて作られている。
この「オペラハウス」 に架かるように「ハーバー・ブリッジ」がシドニー湾を覆うように架かっている。 この「光景」 は、誰もが、 1度や2度は、旅行会社のパンフレットで見た事があるだろう。 シドニーの街は、歩いて 「観光」 することをすすめる。 治安は、すこぶる良い。

 

 オーストラリアと言えば、 「コアラ」と「カンガルー」 の国だ。 コアラは、 以前は、「コアラ・サンクチャリー」 で、観光客に開放され、 コアラを 「抱く」 ことができた。 コアラはとてもかわいい。 赤ちゃんを抱く要領と、 まったく同じなのだ。 右手をお尻の下に置き、左手で体を抱くのだ。 おしりの 「右手」の力をゆるめると、コアラは「爪」 を立てて 「しがみついてくる」。 実にかわいらしい。僕がツアーに出ていた頃は、コアラを抱く事ができたが、今はシドニーでは 「禁止」 されているそうだ。 ケアンズなどのほかの都市では、 「開放」されている所もある。 コアラはどこでも 「抱く」 ことができるとはかぎらないので、 十分、 下調べをして出発しなければならない。

 

 次は「ゴールド・コースト」 だ。 ここは「ハワイ」 のようなリゾート地なのだが、 のんびりとできる場所だ。 昼は、泳いだり、 日光浴を楽しんだり、 あるいは、 「マリンスポーツ」 を楽しもう。 そして、夜は、 「正装」 をして、 コンラッドホテルで、夕食をとるというのはどうだろうか? このホテルは、ゴールド・コーストでもっともオシャレなホテルである。 小さいが 「ジュピターズ・カジノ」というカジノも持っている。 海に突き出たホテルなので、 「カクテル・ラウンジ」でビールでも飲みながら、洋上を行き交う、つき灯りに照らされた 「客船」を眺めながら静かに過ごすというのはどうだろう。 オーストラリアは、世界中のほかの都市と違って、 実に 「ゆったり」 と時間が流れている。 是非、おすすめだ・・・。 

※著作権者:「O氏」 

著作権者

著作権者:「O氏」

海外ツアーコンダクターとして世界を旅した経験豊かな旅行家であり、その深い洞察と豊かな表現力で旅の魅力を伝える当ブログに登載した「旅行記と旅エッセイ」の著者(※著者から当ブログへの掲載の承諾を得ています。)※著者からの挨拶

  1. 過去の情報であることの確認: この記事の内容は過去の体験に基づいており、現在の状況と異なる可能性があることを理解してください。
  2. 最新情報の確認の重要性: 道路状況、観光地のアクセス、安全基準などに関しては、事前に最新の情報を確認することが重要です。
  3. 法律と規制の遵守: 現地の法律や規制、特に軍事施設や制限区域へのアクセスに関しては、適切な許可や手続きを確認し、従うようにしてください。
  4. 安全と責任ある旅行の実践: 旅行計画を立てる際には、安全を最優先に考慮し、責任ある行動を心掛けることが必要です。

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【要約・解説】オーストラリア、大自然の旅:季節は逆でも時差ボケなしの国<海外旅行の醍醐味を知る添乗員による旅行記&エッセイ>

  • 出発と飛行機
  • 機内での体験
  • オーストラリアへの到着と機内消毒
  • シドニー観光
  • オーストラリアの動物
  • リゾート体験

この文書はオーストラリアへの旅行の経験について語っており、その魅力や観光スポット、機内での体験などが詳細に描かれています

出発と飛行機:時差ボケなし

成田空港からカンタス航空の飛行機に乗る。
飛行機には赤いカンガルーのマークがあり、オーストラリアへの9000キロの旅が始まる。
時差が1時間しかないため、時差ボケの心配がない。

●オーストラリアの本土では、タイムゾーンは東から、東部時間(UTC+10)、中部時間(UTC+9:30)、西部時間(UTC+8)の3つに区分されています。 オーストラリアの本土から東に600Kmのタスマン海の中にあるロード・ハウ島では、UTC+10:30のタイムゾーンを使用しています。

機内での体験:季節は真逆

旅慣れた乗客とそうでない乗客の違いが明確。
南半球への旅のため、夏と冬の両方の着替えが必要。
機内で「ウォルシング・マチルダ」を聞きながら、親しみやすいスチュアーデスと交流。

●オーストラリアの季節は北半球とは反対の時期になります。 12月から2月が夏、3月から5月が秋、6月から8月が冬、9月から11月が春です。

オーストラリアへの到着と機内消毒:

シドニーへの着陸前に、オーストラリアの法律に従って機内消毒を行う。
オーストラリアの独特な生態系を害虫などから守るための措置。

厳しい検疫チェック ユニークな動植物が多く生息するオーストラリアは、特有の生態系を持つ。 ほかの地域に生息する害虫や病原菌を持ち込まれると、オーストラリア特有の動植物の生態系や畜産農業に壊滅的なダメージを与えてしまう恐れがあるため、特に厳しい検疫が行われている。 基本的に食品関係は持ち込まない方が無難。

シドニー観光:

シドニーは一日で観光可能なサイズ。
オペラハウスやハーバー・ブリッジなどが有名な観光スポット。
街歩きが推奨され、治安が良い。

●シドニーにはシドニー・ハーバー・ブリッジオペラハウスなど絶対に見逃せない観光スポットがある一方で、常に変化し続けている側面もあります。●新規開店のルーフトップバー、シアターショー、デザイナーショップがあちこちの街角にあり、都会のワクワク感と砂浜で寝そべる午後のゆったり感が見事に溶け合う場所が、シドニーです。●また、シドニーからさまざまな場所に出かけることもできるので、日帰り旅行や週末の小旅行の拠点としてもピッタリです。

オーストラリアの動物:

コアラとカンガルーが象徴的な動物。
コアラを抱く体験はシドニーでは禁止されているが、他の都市では可能。

リゾート体験:

ゴールド・コーストでは海辺のリゾート体験やジュピターズ・カジノでの夜遊びが楽しめる

●ゴールド・コースト最大の見どころは、何といってもビーチです。ゴールド・コーストのビーチには、世界的に有名な、どこまでも続く砂浜が魅力のサーファーズ・パラダイスなどがあります。●ビーチ以外にも、住宅街でのんびり過ごしたり、人気急上昇の素敵なお店で食事をしたり、ゴールド・コーストの有名なテーマパークに訪れたりもできます。●亜熱帯地域のヒンターランド(内陸部)まで足を延ばして熱帯雨林や滝を散策する時間も、忘れずに確保しましょう。

【まとめ】オーストラリア、大自然の旅:季節は逆でも時差ボケなしの国<海外旅行の醍醐味を知る添乗員による旅行記&エッセイ>

  • オーストラリアの季節は日本と逆。12月から2月が夏、3月から5月が秋、6月から8月が冬、9月から11月が春​​。
  • オーストラリアと日本の時差は少なく、通常は日本が1時間進んでいる。​。
  • 時差ボケの心配が少ないため、日本からの旅行者にとって快適な滞在が期待できまる。
  • オーストラリアは治安が良好な国で観光に適しているが、常に安全に注意することが必要。
  • オーストラリアでは多様な観光地があり、自然の美しさや独特の文化を楽しむことができる。
  • オーストラリアへの旅行では、現地の法律や規制を遵守し、リスペクトある行動を心がけることが大切。
  • 旅行の計画を立てる際には、最新の情報を確認することが重要。特に道路状況や観光地のアクセスに関しては、現地の情報を事前に調査することが推奨される。

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