ハロウィンはもともと西洋の文化であり、特にアメリカやイギリスで広く祝われています。しかし、近年では日本でもこのイベントが大きな注目を集めています。
60代や70代の方は気がついたら子供達のイベントの中に組み込まれていた、毎年ハロウィンの時期になるとコスプレの格好をさせられている方もいるんじゃないでしょうか。
以前の私も、子供のときにはなかったハロウィンはアメリカから来た祭りのようだが、日本でハロウィンはいつから始まったの?と疑問に思っていました。
この記事では、「日本におけるハロウィンがいつから始まったのか」を知るためその歴史と変遷について探ります。
- 日本で最初にハロウィンが紹介されたのは1980年代から1990年代初頭
- 1980年代に原宿で日本初のハロウィン・パレードが開催
- ディズニーランドやディズニーシーでのハロウィンイベントが開始
- 日本人の仮装のクオリティは本場アメリカを凌ぐとされる
- 2000年代にメディアがハロウィンを取り上げ始め本格的に
いつから始まった日本のハロウィン?
- 日本のハロウィンのイベントはいつから始まった?
- ハロウィンのスペル(綴り):「ハロウィン」を日本語で言うと(和訳)
- 日本語訳:ハロウィンのセリフ(言葉)トリック・オア・トリート【Trick or Treat】の意味や由来
- メディアの影響:大人も子供もハロウィン仮装が大人気で炎上
- アメリカのハロウィン仮装と融合した日本のコスプレ文化
- 日本各地の商業施設でハロウィンの装飾したイベント開催
- 日本に来たハロウィン文化:アメリカなど日本と外国の違い
- ハロウィンの期間:いつから いつまで
日本のハロウィンのイベントはいつから始まった?
日本で最初にハロウィンが紹介されたのは、1980年代から1990年代初頭にかけてです。
日本では、1980年代に原宿で日本初のハロウィン・パレードが開催されたことがきっかけで、ハロウィンの仮装が広まったとされている。現在では、全国各地で仮装パレードやコンテストが行われており、日本人の仮装のクオリティは本場アメリカを凌ぐ。
この頃、ディズニーランドやディズニーシーなどのテーマパークでハロウィンのイベントが開催され始めました。
当初はあまり注目されていなかったものの、徐々に人気が高まり、他の商業施設や地域イベントでもハロウィンが取り入れられるようになりました。
ハロウィンのスペル(綴り):「ハロウィン」を日本語で言うと(和訳)
ハロウィンは英語で「Halloween」または「Hallowe’en」とつづりますが、これは諸聖人の日(All Hallows’ Day)の前夜(All Hallows’ Evening)が短縮されたものです。
つまり、ハロウィンは「諸聖人の日の前夜祭」といった意味の言葉になります。
日本語訳:ハロウィンのセリフ(言葉)トリック・オア・トリート【Trick or Treat】の意味や由来
“Trick or Treat”(ハロウィン トリック オア トリート)は、ハロウィン(10月31日)に子供たちが仮装をして家々を訪れ、お菓子を要求する活動を指します。
このフレーズは、日本語では「お菓子をくれなければ、いたずらをしますよ」という意味があります。
元々は、ハロウィンはこの世とあの世の境界が開き、霊が行き来できると信じられていた時期で、悪霊も現世にやってくるとされていました。
そのため、悪霊に扮した子供たちが家々を訪れて「Trick or Treat」と言い、家人が悪霊たちにおもてなしをすることで、悪霊たちに穏便に立ち去ってもらうという一連の儀式が行われていました。
したがって、「Trick or Treat」は元々悪霊たちのセリフで、「ここで我々をもてなさなければ、次の一年間、お前たちを惑わせて困った状態にしてしまうぞ」というニュアンスを含んでいました。
しかし現在では、子供たちが楽しみながらお菓子を集める活動として広く知られています。
メディアの影響:大人も子供もハロウィン仮装が大人気で炎上
2000年代に入ると、テレビやインターネット、SNSなどのメディアがハロウィンを取り上げるようになりました。
特に、有名人やセレブリティがハロウィンの仮装をする姿が報道されると、中学生をはじめ一般の大人もハロウィンの仮装で参加するようになりました。
メディアの影響は大きく、ハロウィンは日本で急速に普及していったのです。
アメリカのハロウィン仮装と融合した日本のコスプレ文化
日本には元々、コスプレ文化が根付いています。
アメリカのハロウィンの仮装は日本のコスプレ文化と自然に融合し、より多くの人々が仮装を楽しむようになりました。
特に若者の間でハロウィン仮装は人気で、多くの人がSNSで自分の仮装を披露しています。
「コスプレ」とは、
漫画、アニメ、コンピューターゲームなどの登場人物の衣装やヘアスタイルを真似て変装・変身する行為を指します。「コスチュームプレー」を略した語で、英語ではcostume playは歴史劇のことを指します。近年では、cosplayと書いて世界で通用するようになりました
日本各地の商業施設でハロウィンの装飾したイベント開催
日本でのハロウィンは、商業施設でのイベントが特に多いです。
ショッピングモールやデパート、カフェなどがハロウィンをテーマにした商品やサービスを提供し、多くの人々を引きつけています。
これにより、ハロウィンは単なるイベントから一大商戦へと変貌を遂げました。
日本に来たハロウィン文化:アメリカなど日本と外国の違い
ハロウィンは日本とアメリカなど外国とはで大きく異なる文化で行われている内容も違います。
- 日本では、仮装をして街に繰り出す若者が多く、ハロウィンはイベントとして楽しむ人が多いです。
- 日本のハロウィンは、海外の子どもたちが仮装をしてお菓子をもらうというイメージが強いですが、
- アメリカでは、家族や近所で集まってパーティーをしたり、子どもがお菓子をもらいに回ったりするのが一般的です。
- ハロウィンの発祥地であるアイルランドや、イタリアやフランスなどのヨーロッパでは、あまりお菓子を配る風習はなく、ハロウィンは祖先の霊を迎える日として神聖に扱われています。
このように、ハロウィンはアメリカやヨーロッパ各国で違いがあり様々な意味や楽しみ方があります
ハロウィンの期間:いつからいつまで
ハロウィンの期間は、10月31日から11月2日までの三日間とされています。
11月1日はキリスト教の諸聖人の日(万聖節)で、11月2日は万霊節です。
これらの祭りは、ハロウィンの起源であるサウィン祭に影響されたと考えられています。
毎年、ハロウィンの期間に事件や事故が起きています。これらに共通するキーワードは「群衆」と「若者」です。犯罪者にならないことは当然ですが、犯罪や事故の被害者にならないためには群衆に近寄らないことが大事です。せっかくのハロウィンが台なしにならないように。
まとめ|★日本のハロウィン★いつから始まったのか?
- 日本で最初にハロウィンが紹介されたのは1980年代から1990年代初頭
- 1980年代に原宿で日本初のハロウィン・パレードが開催
- ディズニーランドやディズニーシーでのハロウィンイベントが開始
- 日本人の仮装のクオリティは本場アメリカを凌ぐとされる
- 日本独自の形でハロウィンが楽しまれるようになった
- 2000年代にメディアがハロウィンを取り上げ始め
- 有名人やセレブリティのハロウィン仮装が報道されると、一般の人々も参加
- 日本のコスプレ文化とアメリカのハロウィン仮装が融合
- 日本の商業施設でハロウィンの装飾やイベントが増加
- ハロウィンの期間は10月31日から11月2日まで
- 日本に来たハロウィン文化はアメリカなど外国との違いがある
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