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ヨシタケシンスケ初の長編絵本『メメンとモリ』の魅力とは?

ヨシタケシンスケ初の長編絵本『メメンとモリ』の魅力とは?
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ヨシタケシンスケ初の長編絵本『メメンとモリ』の魅力とは?ヨシタケシンスケといえば、多くの人々に愛される絵本作家ですが、今回はその初の長編絵本『メメンとモリ』にスポットを当てます。この絵本は、ただの子供向けの物語ではありません。

大人にもおすすめ!の本です。ヨシタケシンスケがテーマにした「メメントモリ」は生きる意味や価値を深く考えさせられる作品です。

この絵本は、子供はもちろん、大人も深く考えさせられる内容になっています。3つの異なる話を通じて、「生きる」とは何か、その意味や価値は何かと問いかけています。ヨシタケシンスケがこの絵本を通じて伝えたいのは、生きることの本質を理解し、それぞれの人生をより豊かにするヒントかもしれません。

この記事では、絵本の内容からその深いテーマ性、さらにはヨシタケシンスケ自身がこの作品を作成した背景についても探っていきます。それでは、『メメンとモリ』の世界に一緒に足を踏み入れてみましょう。

  1. ヨシタケシンスケがなぜ「メメンとモリ」を作成したのかの背景
  2. 「メメンとモリ」がどのようなテーマとメッセージを持っているのか
  3. 絵本がどのような読者層に向けられているのか
  4. 絵本の受け取り方や評価がどのようになっているのか
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ヨシタケシンスケの絵本「メメンとモリ」の深いテーマ

ヨシタケシンスケ初の長編絵本『メメンとモリ』の魅力とは?
   出典:公式サイト
  • 作者ヨシタケシンスケとは
  • ヨシタケシンスケの作品歴や受賞歴
  • ヨシタケシンスケの絵本「メメンとモリ」のテーマ
  • ヨシタケシンスケの絵本「メメンとモリ」のタイトルの由来
  • メメントモリの本来の意味は?使われ方は?
  • 絵本「メメンとモリ」のあらすじ:3つの話でテーマを展開
  • ヨシタケシンスケが絵本「メメンとモリ」を作成した理由

作者ヨシタケシンスケとは

ヨシタケシンスケとは、日本のイラストレーターで絵本作家のことです。

1973年に神奈川県茅ヶ崎市に生まれ、筑波大学芸術専門学群と大学院を卒業しました。

日常のひとこまをコミカルに切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、広告美術など多岐にわたる分野で活動しています。

ヨシタケシンスケの作品歴や受賞歴

ヨシタケシンスケの作品歴や受賞歴は、

  • 2013年に初のオリジナル絵本作品『りんごかもしれない』を刊行し、以後『ぼくのニセモノをつくるには』『このあとどうしちゃおう』などの「発想絵本」シリーズを発表
  • これらの作品は、「りんご」や「ニセモノ」や「このあと」をめぐる様々なアイディアが展開する、筋立てのない絵本で、子どもから大人まで幅広い読者層に人気
  • りんごかもしれない』はMOE絵本屋さん大賞第1位や産経児童出版文化賞美術賞など受賞
  • また、『もうぬげない』『おしっこちょっぴりもれたろう』『あつかったらぬげばいい』などの作品では、子どもたちの身近な悩みや体験をユーモラスに描く
  • もうぬげない『おしっこちょっぴりもれたろう』ころべばいいのに』『ねぐせのしくみ』『あきらがあけてあげるから』はけんぶち絵本の里大賞を受賞
  • ヨシタケシンスケは、2022年6月時点で、出版した絵本の累計発行部数は約600万部に達し、10か国以上での翻訳出版。
  • 2023年3月から6月にかけては、初の大規模展覧会『ヨシタケシンスケ展かもしれない』が東京都美術館で開催

ヨシタケシンスケは、日常に隠された不思議や面白さを見つけ出す力や、自由な発想で物事を考える力を育む絵本作家として、多くの人々に愛されています。

ヨシタケシンスケの絵本「メメンとモリ」のテーマ

この絵本のタイトルは、「生きる意味」や「生きる目的」って必要ですか?「生きる」ということに対する疑問や不安を抱える人々に寄り添うことを表しています。

ヨシタケシンスケは、「身も蓋もない言葉の中にだけ、希望を見出せるときもある」と述べています。

この絵本は、「生きる」ことの本質や価値を問うことで、「死ぬ」ことの現実や意味を忘れないように促す作品と言えるでしょう。

ヨシタケシンスケの絵本「メメンとモリ」のタイトルの由来

メメントモリという言葉をメメンとモリという名前に変えることで、死を恐れるだけでなく意識することで人生の価値や目的を見つめ直すきっかけとなることも示唆しています。(※次の項の「メメントモリ」参照)

ヨシタケシンスケさんは、あるテレビ番組で絵本「メメンとモリ」のインタビューを受け、「メメントモリの本来の意味は小さな子供にはわかりません。今は、この絵本を読んで「メメンとモリ」という言葉を記憶しておいてももらえばいいんです。」「そして、10年後に本来の意味を知って驚いてもらえばいいんです。」と語っていました。

メメントモリの本来の意味は?使われ方は?

メメントモリとは、ラテン語で「自分がいつか必ず○ぬことを忘れるな」「そのことを忘ることなかれ」という意味の警句です。

この言葉の使われ方■

古代ローマの将軍が凱旋式の際に使用人に囁かれたとされるもので、栄光や権力に酔いしれず、○の現実を常に念頭に置くようにという戒め。

キリスト教の世界では、メメントモリは現世の喜びや虚栄が無意味であることを示し、来世への備えとして○を想うようにという教え。

芸術作品においても、メメントモリは○を象徴するモチーフとして広く用いられ、例えば、骸骨や頭蓋骨、花や果物などの儚いもの、時計や砂時計などの時間の流れを表すものなど

絵本「メメンとモリ」のあらすじ:3つの話でテーマを展開

この絵本は、メメンとモリという姉弟が、日常の出来事を通して「生きる」ということについて考える3つのお話からなります。

第1話「メメンとモリとちいさいおさら」では

メメンが作った世界に一つしかないお皿を割ってしまったモリが、そのことを悔やみ続けます。しかし、メメンは「大丈夫よ、また作ればいいんだから」と言って、お皿を割ったことを気にしないでほしいと伝えます。この話は、物や人はいつか失われることを受け入れることの大切さや、失ったものに固執することの無意味さを示しています。

第2話「メメンとモリときたないゆきだるま」では

雪が降った翌日にゆきだるまを作ろうとしたメメンとモリが、雪が足りなかったり溶けかかったりして、思っていたものと違うゆきだるまになってしまうことに不満を感じます。しかし、ゆきだるまは自分の姿に満足していて、「思ってたのとちがうから、世界はつらいし、きびしいし、たのしいし、うつくしい」と言います。この話は、自分の期待や理想に囚われず、現実を受け止めることの重要さや、物事には様々な見方や価値観があることを教えてくれます。

第3話「メメンとモリとつまんないえいが」では

つまらない映画を見てしまったメメンとモリが、「時間を損しちゃったね」と言って落ち込みます。モリは「みんなは楽しいことをしているのに、ぼくだけ損をしているみたい」と思って不安になります。しかし、メメンは「生きものは別に楽しむために生きているわけじゃないからね」と言って、生きる目的や意味について考え始めます。この話は、「人は何のために生きてるの?」という根源的な問いに対する答えを探すことの難しさや面白さを描いています。

ヨシタケシンスケが絵本「メメンとモリ」を作成した理由

ヨシタケシンスケは、この絵本を作成した理由について、以下のように述べています

  • 「この絵本は、私自身が抱えている疑問や不安を、子どもたちにも共有したいと思ったからです。私は、人生の意味や目的を見つけることができなくても、それでも生きていくことができると信じています。」
  • 「でも、それは決して楽なことではありません。だからこそ、身も蓋もない言葉の中にだけ、希望を見出せるときもあると思っています。この絵本は、そんな言葉を探す旅の記録です。」
  • 「私は、子どもたちにも大人にも、自分の生き方や考え方を押し付けたりしないでほしいと思っています。だから、この絵本では、答えを与えることはしません。」
  • 「ただ、問いかけることはします。問いかけることで、読者の方々が自分自身と向き合ってくれたら嬉しいです。」

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ヨシタケシンスケの「メメンとモリ」:生きる目的を考える絵本

  • 絵本「メメンとモリ」の 対象年齢:小学生から大人までおすすめ!
  • ヨシタケシンスケ 絵本「メメンとモリ」はどんな時に読む絵本
  • 絵本「メメンとモリ」の 口コミ評判:多くの人が感じる深み

絵本「メメンとモリ」の 対象年齢:小学生から大人までおすすめ!

この絵本「メメンとモリ」の対象年齢は、5歳から大人までで、大人にもおすすめです。

子どもたちは、物語を通して、人生の意味や生きる目的について、考えを深めることができるでしょう。また、大人たちは、子どもの頃に抱いた疑問や悩みについて、再び考え直すきっかけになるかもしれません。

ヨシタケシンスケ 絵本「メメンとモリ」はどんな時に読む絵本

ヨシタケシンスケ初の長編絵本『メメンとモリ』の魅力とは?
出典:公式サイト

このの絵本「メメンとモリ」は、人生の意味や生きる目的について考えさせられる作品です。

そのため、

  • 人生について悩んでいるときや、生きる意味を見失っているときなどに読むと、新たな気づきや視点を得ること

ができるでしょう。

また、

  • 子どもに人生について考えさせるきっかけを与えたいときや、子どもと一緒に生きることの意味を学びたいとき

などに読むのもおすすめです。

具体的には、以下の場合に読むとよいでしょう。

  • 人生の意味や生きる目的について悩んでいるとき
  • 生きる意味を見失っているとき
  • 子どもに人生について考えさせるきっかけを与えたいとき
  • 子どもと一緒に生きることの意味を学びたいとき

もちろん、絵本なので、いつもの読み聞かせや、お風呂上がりのひとときに読むのもよいでしょう。

メメンとモリが繰り広げる日常のなかから、人生の大切なことに気づかされるかもしれません。

絵本「メメンとモリ」の 口コミ評判:多くの人が感じる深み

この絵本に対する口コミ評判は、ヨシタケシンスケさんの作品の中でも特に深いと感じることが多かったようです。

  • 【Aさん】
    • この絵本は、メメントモリという言葉をテーマにしたヨシタケシンスケさんの初の長編絵本です。
    • メメンとモリという姉弟が日常の出来事を通して生き方や考え方について考えます。
    • 深いテーマにもかかわらず、ユーモアやセンスが溢れていて、子どもも大人も楽しめます。
    • 読んでみて感動しました。
  • 【Bさん】
    • ヨシタケシンスケさんの絵本は大好きで、今回も期待して読みました。
    • メメントモリという言葉を題材にした絵本で、生き方や考え方や感じ方についても考えさせられました。
    • メメンとモリの姉弟が体験する3つのお話は、それぞれ違ったテーマを持っていて、読者に考えさせられます。
    • 特に最後の話は、人は何のために生きているのかという根源的な問いに対して、答えではなく問いかけを返すことで、自分自身で答えを探すように促してくれます。
    • この絵本は、子どもだけでなく大人にも読んでほしい一冊です。
  • 【Cさん】
    • この絵本は、「生き方」という重いテーマに挑戦していますが、「ヨシタケシンスケ」さんらしくユーモアやセンスが満載です。
    • 「メメント・モリ」という言葉から連想される「死」や「生き方」について、「メメン」と「モリ」という姉弟が日常の出来事を通して考えます。
    • 「世界にひとつしかないお皿」や「思ってたのとちがうゆきだるま」や「時間を損しちゃった映画」など、私たちが普段何気なく使っている言葉が、実はそれぞれに意味や価値があることを示しています。
    • この絵本は、私たちが普段当たり前だと思っていることを見直すきっかけになるかもしれません。
  • 【Dさん】
    • この絵本は、ヨシタケシンスケさんの作品の中でも特に深いと感じました。
    • メメントモリという言葉を知らなかったのですが、調べてみると、死を忘れるなという意味だとわかりました。
    • でも、この絵本では、生き方や考え方や感じ方について考えさせられました。
    • メメンとモリの姉弟が繰り広げる3つのお話は、それぞれ違った視点からメメントモリを表現していて、読者に問いかけてくれます。
    • 私は、特に最後の話が好きでした。人は何のために生きているのかという問題に対して、メメンは自分なりの答えを見つけようとしますが、モリはそれに納得できません。
    • そして、メメンはモリに「なんのために生きてるのか、そのこたえは、まいにちちがっててもいいわよね」と言います。
    • この言葉は、人生には一つの正しい答えがなく、自分自身で選択していくことが大切だというメッセージを含んでいます。
    • この絵本は、メメントモリという言葉をテーマにしながらも、生きることに焦点を当てた作品です。子どもも大人も共感できる内容だと思います。
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まとめ:ヨシタケシンスケ初の長編絵本『メメンとモリ』の魅力とは?

  1. 作者ヨシタケシンスケは著名な日本のイラストレーターおよび絵本作家
  2. ヨシタケシンスケは、日常の問題に対してユーモラスな方法で取り組んでいる
  3. 絵本「メメンとモリ」は、生と○に関連する深いテーマを探求
  4. ラテン語のフレーズ「メメントモリ」は、自分の死を忘れないようにとの警告
  5. 本書は、その深さと考えさせるテーマで好評を博している
  6. 本書は、生の本質について考える兄妹「メメンとモリ」による3つの話で構成
  7. 本書は、答えを提供するのではなく、読者に考えさせる問いを投げかけている
  8. 本書は、5歳から大人までの読者に適している
  9. 本書は、人生に悩んでいる時や人生について考えるきっかけとなる時に読むと特に影響力がある
  10. 本書は、人生の不確実性の中で希望を与える言葉を求める旅の記録であることを目指している
  11. 本書は、多数の言語に翻訳され発行部数は相当数にのぼっている

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