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【連載㉑】バチカンの至宝、 ミケランジェロ作“ピエタ”:サンピエトロ大聖堂<海外旅行の醍醐味を知る添乗員による旅行記&エッセイ>

【連載㉑】バチカンの至宝、 ミケランジェロ作“ピエタ”:サンピエトロ大聖堂<海外旅行の醍醐味を知る添乗員による旅行記&エッセイ>
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旅行の魅力を探求する冒険者たちへ、あなたが検索している「バチカン 旅行記」にぴったりの情報をお届けします。この記事では、芸術と歴史が息づくバチカン市国の心臓部を訪れ、ミケランジェロの手がけた驚異の作品「ピエタ」がどこにあるのか、そして彼の壮大な作品が数多く収められているサンピエトロ大聖堂の美しさと神秘について探ります。息をのむような美術作品と深遠な歴史の融合を体験し、バチカン市国の旅を通して、一生の記憶に残る冒険に出かけましょう。

  • バチカン市国の主要な観光地としてのサンピエトロ大聖堂の重要性
  • ミケランジェロによるピエタ像の場所とその美術的価値
  • バチカン美術館に展示されている多数のミケランジェロ作品の概要
  • バチカン市国訪問時に押さえておくべき主な観光スポットと体験

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【原文】バチカンの至宝、 ミケランジェロ作“ピエタ”:サンピエトロ大聖堂<海外旅行の醍醐味を知る添乗員による旅行記&エッセイ>

原文そのまま

バチカンの至宝、 ミケランジェロ作“ピエタ”

 あなたは、あるひとつの作品の前に立ち尽くし、 何時間もの間、 “心” を奪われた事があるだろうか?もし、 そんな 「作品」に出会えたならば、こんなすばらしいことはない・・・。 僕にとってのその 「作品」は、 バチカンの“ピエタ像”だった。 僕は、この像の前で、 1時間ほど立ち尽くして見たことがある。 “ピエタ”とは、“悲しみ” という意味である。 十字架に架けられ、息の途絶えた「イエス」を“聖母マリア” がやさしく抱きかかえる姿の像なのだが 「大理石」に彫られている。ミケランジェロは、この像を20代半ばで完成させた。 とても信じられない話だ。当時の人々も、この事実を受け入れ難くいろいろな噂がたった。この噂に怒った彼は、イエスを抱きかかえるマリアの胸に、 “たすき” のよう肩から胸にかけ、ナイフで自分のサインを掘り込んだ。 完璧な作品に自ら“キズ”をつけたのだ。 残念でならない。 それでもこの作品は、 バチカンを代表する至宝として、人々を感動させている。 縦、 横1メートルにも満たない小さな作品ではあるが、大理石に彫られた 「人肌の曲線」など、これが本当に人間によって彫られた物かと思うほどのすばらしい作品だ。 ローマを訪れたら、このバチカンの「ピエタ」を見なければ意味がない。ミケランジェロは、生涯、 この 「ピエタ」像にこだわり、 全部で4体の像を作っている。 イタリア各地に 「分散」して展示されているが、ミラノに展示してある「ロンダニーニのピエタ」は、生涯、最後の作品で、 “荒堀り” がしてあるだけの未完成の 「ピエタ」 である。 彼は、これをどのような 「像」に仕上げようとしていたのだろうか?

 ミケランジェロといえば、ローマ、「バチカン美術館」 にある “システィーナ礼拝堂”の天井画として描かれている 「最後の審判」 も絶対に見逃せない。 ルネッサンス期、世界最大の「傑作」といわれている作品だ。 ミケランジェロは、彫刻だけではなく 「絵画」 でもその才能を発揮している。 この「システィーナ礼拝堂」は、ずいぶん長い間、修復のため 「閉館」されていた。 そのため、ローマを訪れたツアー客でも、この 「最後の審判」 を見たツアー客は多くない。 幻の天井画である。 死者が「神」によって、 最後の審判を受ける様子が描かれている。地獄に落ちるのか、 それとも天国へと導かれるのか、 当時の人々の「世界観」が描かれている。 これも、ローマを訪れたら、 是非、見ておきたいものの1つだ。

 ローマを訪れる機会があれば、 この 「バチカン」 をゆっくりと1日かけて見たいものだ。

    ※著作権者:「O氏」 

※英語表記のサイトは、chromeの場合「右クリック>日本語に翻訳」をクリックすると日本語表記になります。

著作権者

著作権者:「O氏」

海外ツアーコンダクターとして世界を旅した経験豊かな旅行家であり、その深い洞察と豊かな表現力で旅の魅力を伝える当ブログに登載した「旅行記と旅エッセイ」の著者(※著者から当ブログへの掲載の承諾を得ています。)※著者からの挨拶

  1. 過去の情報であることの確認: この記事の内容は過去の体験に基づいており、現在の状況と異なる可能性があることを理解してください。
  2. 最新情報の確認の重要性: 道路状況、観光地のアクセス、安全基準などに関しては、事前に最新の情報を確認することが重要です。
  3. 法律と規制の遵守: 現地の法律や規制、特に軍事施設や制限区域へのアクセスに関しては、適切な許可や手続きを確認し、従うようにしてください。
  4. 安全と責任ある旅行の実践: 旅行計画を立てる際には、安全を最優先に考慮し、責任ある行動を心掛けることが必要です。

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【要約・解説】バチカンの至宝、 ミケランジェロ作“ピエタ”:サンピエトロ大聖堂<海外旅行の醍醐味を知る添乗員による旅行記&エッセイ>

  • バチカンの至宝:バチカンに魅了された美術作品
  • ピエタの意味:悲しみと美の融合
  • ミケランジェロの驚異的な才能:20代半ばでの完成
  • 自己署名への情熱:ミケランジェロの「キズ」
  • ピエタの魅力:小さな大理石の傑作
  • ミケランジェロの「ピエタ」展示:分散された作品
  • ミケランジェロの遺産:「ピエタ」へのこだわり
  • システィーナ礼拝堂の「最後の審判」:ミケランジェロの絵画才能
  • 幻の天井画:最後の審判の神秘
  • ローマ訪問のおすすめ:バチカンをゆっくり堪能

この旅行記(エッセイ)は実際の旅行の経験に基づいて語っており、その魅力や観光スポットなどが描かれています。

バチカンの至宝:バチカンに魅了された美術作品

バチカンの「ピエタ像」は、ミケランジェロによって制作された大理石の傑作です。この美術作品はバチカンを代表する至宝の一つであり、その魅力は不朽のものです。訪れる者を圧倒する美しさと感動をもたらします。

  1. バチカン美術館公式サイト
  2. バチカン美術館 – ウィキペディア

※英語表記のサイトは、chromeの場合「右クリック>日本語に翻訳」をクリックすると日本語表記になります。

ピエタの意味:悲しみと美の融合

「ピエタ」とは「悲しみ」を象徴する言葉で、この彫刻はその概念を見事に表現しています。聖母マリアが息絶えた「イエス」を優しく抱きしめる姿は、悲しみと美の融合を示しています。

ミケランジェロの驚異的な才能:「ピエタ像」を20代半ばで完成

ミケランジェロが「ピエタ像」を20代半ばで完成させたことは、その驚異的な芸術的才能を示す証拠です。この作品は当時の人々にとっても驚きと謎めいた噂を巻き起こしました。

自己署名への情熱:ミケランジェロの「キズ」

ミケランジェロが自らのサインを作品に刻み込む情熱について考察します。完璧な作品にわざわざ「キズ」をつけた彼の行為には、芸術家としての情熱が込められています。

  1. 孤高な性格: ミケランジェロは孤高の性格で知られており、他人との社交を避け、独自の世界で仕事に没頭しました。彼は引きこもりのような生活を好み、作業中は他の人々との交流を極力避けました。[6]
  2. 性格の難しさ: ミケランジェロは怒りっぽい性格で、彼の仕事仲間や弟子たちとの関係がしばしば険悪となりました。その厳格な性格から、彼は自身の芸術に対しても非常に高い要求を抱いていました。[3]
  3. 劣等感と醜い鼻のエピソード: ミケランジェロは自身の鼻の形に劣等感を抱いており、その鼻が「醜い」と感じていました。このことが彼の性格に影響を与え、孤独感を強化したと言われています。[1]
  4. 偏屈な性格: ミケランジェロの性格は偏屈であり、一般的な社交性に欠けていました。彼は自身の芸術に没頭し、他の人々との意見の食い違いが多かったと言われています。[2]

これらのエピソードから、ミケランジェロは才能豊かながらも孤独で厳格な性格の持ち主であったことが窺えます。

ピエタの魅力:大理石の傑作

バチカンの「ピエタ」は大理石の作品で、その人間らしい曲線や美しさは圧倒的です。ミケランジェロの芸術的な巧みさが如何に素晴らしいか、この彫刻を通じて感じることができます。

  1. 硬度: 大理石は非常に硬い材料であり、一般的な木材や金属に比べて彫るのが難しいです。彫刻家は特別な彫刻用のツールや技術を使用して、大理石の硬さに対処しなければなりません。
  2. 破砕の危険性: 大理石は脆く、誤った圧力や技術的なミスによって簡単に破砕される可能性があります。彫刻家は注意深く材料を取り扱わなければならず、特に細かいディテールの彫刻は慎重な技巧が必要です。
  3. 均一性の保持: 大理石は自然石であり、均一性が保たれているとは限りません。彫刻家は不均一な大理石の表面で均一な彫刻を作り出すために、経験と腕前を必要とします。
  4. 時間と労力: 大理石への彫刻は非常に時間と労力がかかります。大規模な彫刻プロジェクトでは、数か月から数年にわたって作業が行われることもあります。
  5. 環境要因: 大理石は環境要因にも影響を受けます。酸性雨や海水などの要因にさらされると、大理石の耐久性が低下し、彫刻の保存と保護が難しくなります。
  6. 装飾と構造の調和: 彫刻は装飾的な要素として使用されることもありますが、同時に構造的な要素としても機能する必要があります。この調和を実現することは、彫刻家にとって課題となります。

大理石への彫刻は芸術的な高度さと専門知識を要し、彫刻家にとって常に挑戦のある作業と言えます。その結果、大理石彫刻は美術の傑作として高く評価されています。

ミケランジェロの「ピエタ」展示:分散された作品

ミケランジェロが制作した「ピエタ」像は世界各地に分散して展示されています。特に未完成の「ロンダニーニのピエタ」に焦点を当て、その背後にある謎に迫ります。

  1. バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂内の「ピエタ」:ミケランジェロが最初に制作した「ピエタ」は、バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂内にあります。この彫刻は、聖母マリアがイエス・キリストの亡骸を腕に抱く姿を表現しており、非常に有名です。バチカン市国内のサン・ピエトロ大聖堂は、この彫刻が最もよく知られています。
  2. フィレンツェの「ピエタ・ディ・サンタ・ペトロニッラ」:ミケランジェロは後に別の「ピエタ」を制作しました。これは「ピエタ・ディ・サンタ・ペトロニッラ」として知られ、フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂内に展示されています。この彫刻も聖母マリアとイエス・キリストを描いており、独自の美しさを持っています。
  3. ミラノの「ピエタ・ラピズム」:また、ミケランジェロは「ピエタ・ラピズム」として知られる彫刻も制作しました。これは現在、ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会内に展示されています。この作品は他の「ピエタ」とは異なるデザインを持ち、ミラノの訪問者に魅力を提供しています。

これらの「ピエタ」作品は、ミケランジェロの芸術的な才能と創造性を示す重要な彫刻の一部です。それぞれの作品は異なる場所で鑑賞でき、彼の芸術の多様性を体験する機会となっています。

ミケランジェロの遺産:「ピエタ」へのこだわり

ミケランジェロは生涯を通じて「ピエタ」像に対するこだわりを持ち続けました。その意義と遺産について考えます。

システィーナ礼拝堂の「最後の審判」:ミケランジェロの絵画才能

ミケランジェロの絵画才能を示す「システィーナ礼拝堂の最後の審判」について紹介します。これはルネッサンス期に制作された世界最大の傑作です。

●【回答】ミケランジェロの「最後の審判」は、ルネサンス期の芸術家ミケランジェロ・ブオナローティによって制作された壮大なフレスコ画です。以下に詳細を説明します:

  • ●制作年代: 「最後の審判」は、1536年から1541年にかけて制作されました。
  • ●制作場所: この作品は、バチカン宮殿のシスティーナ礼拝堂の祭壇後方の壁一面に描かれました。システィーナ礼拝堂はバチカン市国内にあり、キリスト教カトリックの宗教的な儀式が行われる場所としても有名です[1]。
  • ●テーマ: この作品の主題はキリスト教の「最後の審判」で、キリストの再臨と死者の魂が審判を受ける瞬間を描いています。キリストが中央に位置し、神聖な存在として表現されており、彼の周りには天使、聖人、罪人などが描かれています。
  • ●壮大なスケール: このフレスコ画は非常に巨大で、高さ約13.7メートル、幅約12メートルに及び、システィーナ礼拝堂の壁全体を占めています。ミケランジェロの驚異的な芸術的才能がこの巨大な作品に反映されています。
  • ●象徴的な要素: 作品にはキリスト教の教義や聖書のイメージが多く含まれており、キリストの審判に臨む魂たちの悲劇や喜びが描かれています。

ミケランジェロの「最後の審判」は、西洋美術の最高傑作の一つとされ、その芸術的価値と宗教的メッセージが称賛されています。システィーナ礼拝堂を訪れる多くの人々に感動と敬意を抱かせています。

幻の天井画:最後の審判の神秘

「最後の審判」の天井画は死者が神によって最後の審判を受ける様子を描いており、当時の人々の世界観を反映しています。その神秘を探求します。

●【回答】ミケランジェロの「最後の審判」には、彼自身の「皮の自画像」が描かれています。以下に詳細を説明します:

  • ●「最後の審判」: これはミケランジェロがシスティーナ礼拝堂の祭壇壁に制作した巨大なフレスコ画で、キリスト教の「最後の審判」をテーマにしています。この作品では、死者の復活と魂の審判が描かれており、キリストが中央に位置しています。ミケランジェロはこの壮大な作品の中に、自身の皮の自画像を描き込んでいます。
  • ●「皮の自画像」: ミケランジェロはこの作品の中で、自身の肌を持つ「生きたバルトロマイ」(聖バルトロマイ)として描きました。聖バルトロマイはキリスト教の聖人の一人で、伝説によれば、彼は生きながらにして皮膚を剥がれて殉教したとされています。このため、ミケランジェロはバルトロマイを通じて、自身の「皮の自画像」として表現しました。
  • ●「象徴性」: この「皮の自画像」は、ミケランジェロが苦悩と創造性を表現する手法の一つであり、彼の芸術的表現力を示しています。また、自身の肌を持つ聖バルトロマイの姿は、キリストの審判における罪人の運命を象徴的に示す要素でもあります。

ミケランジェロの「最後の審判」は、その芸術的な大胆さと宗教的メッセージにより、西洋美術の傑作の一つとして高く評価されています。

ローマ訪問のおすすめ:バチカンをゆっくり堪能

最後に、ローマ訪問の魅力として、バチカン美術館、ピエタ像、システィーナ礼拝堂の最後の審判を含むバチカンの名所をゆっくりと楽しむ方法について述べます。バチカンは芸術と歴史の宝庫であり、訪れる価値がある場所です。

●【回答】バチカン市国の観光に関する公式サイトは、

  1. バチカン市国観光公式ウェブサイト: チケットの予約や価格情報、観光スポットの案内などが提供されています。このサイトを訪れることで、バチカン市国の観光に関する詳細な情報を入手できます。

【まとめ】バチカンの至宝、 ミケランジェロ作“ピエタ”:サンピエトロ大聖堂<海外旅行の醍醐味を知る添乗員による旅行記&エッセイ>

  1. バチカンに魅了された美術作品がピエタ像
  2. ピエタは悲しみという意味を持つ
  3. ミケランジェロは20代半ばでピエタ像を完成
  4. 完璧な作品に自らキズをつけたミケランジェロ
  5. サンピエトロ大聖堂のミケランジェロのピエタ像は大理石の作品
  6. ミケランジェロは生涯で四体のピエタ像を制作
  7. 最後の作品は未完成のロンダニーニのピエタ
  8. バチカン美術館にはミケランジェロの作品が多数展示
  9. ミケランジェロの絵画才能はシスティーナ礼拝堂にも現れている
  10. 幻の天井画として知られる最後の審判が存在
  11. 最後の審判はルネッサンス期世界最大の傑作
  12. ローマ訪れたらバチカンのピエタを見ることが推奨

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